VirtualRide 使い方ガイド

アプリのインストールから、最初のバーチャルサイクリングまで、ステップバイステップで解説します

1

アプリをインストールする

まず、VirtualRideアプリをお使いのAndroidデバイスにインストールします。

Google Playストアから

Google Playストアで「VirtualRide」を検索し、「インストール」ボタンをタップします。

Google Playストアの画面
注意: VirtualRideはAndroid 7.0以降が必要です。お使いのデバイスのOSバージョンを確認してください。
2

アプリを初回起動する

インストールが完了したら、アプリを起動します。初回起動時には、いくつかの権限を許可する必要があります。

位置情報の権限

位置情報の権限が必要です。「アプリの使用時のみ」をタップしてください。

位置情報権限のダイアログ
ヒント: 権限を誤って拒否してしまった場合は、デバイスの「設定」→「アプリ」→「VirtualRide」→「権限」から後で変更できます。
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ユーザープロファイルを入力する

正確な速度や消費カロリーの計算のために、ユーザー情報を入力します。

設定画面を開く

アプリの「ユーザープロファイル」をタップします。

ユーザープロファイル設定画面
基本情報を入力

以下の情報を入力します:

  • 体重: kg単位で入力
  • 年齢: 歳を入力
  • 安静時心拍数: bpm単位で入力
  • 最大心拍数: bpm単位で入力
ユーザープロファイル設定画面2
保存する

入力が完了したら、「プロファイルを保存」ボタンをタップしてプロファイルを登録します。

ヒント: プロファイル情報はいつでも変更できます。体重が変わったら、定期的に更新することで、より正確なカロリー計算が可能になります。
4

公式ルートを取り込む

VirtualRideでは、あらかじめ用意された公式ルートを簡単に取り込むことができます。Googleアカウントの連携なしで、すぐにバーチャルライドを始められます。

公式ルート一覧を開く

アプリの「公式ルート」ボタンをタップします。

公式ルート選択
お好みのルートを選択

様々な地域や難易度の公式ルートが用意されています。ルートの情報(距離、獲得標高、難易度など)が確認できます。

公式ルート一覧画面
ルートをダウンロード

「取込」ボタンをタップすると、確認画面が表示されます。「ダウンロード」を押すとルートがアプリ内に保存されます。ダウンロード後は、いつでもこのルートで走行できます。

公式ルートダウンロード画面
ヒント: 公式ルートは定期的に追加されます。新しいルートをチェックして、世界中の様々な道を楽しみましょう!
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サイクリングルートを準備する(オプション)

自分でオリジナルのルートを作成して走りたい場合は、以下の手順でルートを準備します。公式ルートだけで楽しみたい方は、この手順をスキップして次のステップに進んでください。Googleマイマップを使う方法が最も簡単です。

Googleマイマップでルートを作成

PCのブラウザで Googleマイマップ にアクセスし、「新しい地図を作成」をクリックします。

Googleマイマップのトップ画面
ルートを描く

「ルートを追加」をクリックし、開始地点から終了地点までルートを描きます。なるべく車アイコンでルートを作成してください。自転車や徒歩アイコンでのルートはストリートビューが正しく表示されないことがあります。先に開始点と終了点を指定してから調整すると楽にルートを引くことができます。

Googleマイマップのルート作成画面
Googleマイマップのルート作成画面2
地図に名前をつけて保存

「無題の地図」をクリックして、わかりやすい名前(例:「お気に入りの峠道」)をつけて保存します。

Googleマイマップの地図名前設定画面
地図の共有

共有ボタンをクリックし、「このリンクを知っている人なら誰でも表示できる」に設定します。

Googleマイマップの地図共有画面
ヒント: Stravaなど他のサービスで作成したルートも、KML/KMZ形式でエクスポートしてGoogle Driveにアップロードすれば利用できます。
6

Googleアカウントと連携する

Google Driveからルートをインポートするために、Googleアカウントと連携します。

サインインする

ホーム画面の「Google Driveからインポート」ボタンをタップします。

Google Driveからインポートボタン
アカウントを選択する

使用するGoogleアカウントを選択し、VirtualRideへのアクセスを許可します。

Googleアカウント選択画面
ベータ版認証

ベータテストではアプリケーションの認証が完了していないため警告が表示されます。「詳細」をクリックします。さらに、「VirtualRide(安全ではないページ)に移動」をクリックします。

警告画面
警告画面2
VirtualRideにログイン

VirtulRideにログインが表示されるので「次へ」をタップします。

VirtualRideにログイン画面
アクセスできる情報を選択

「Googleドライブのすべてのファイルの表示、ダウンロードです。」にチェックを入れ、「続行」をタップします。これでGoogle Driveからルートをインポートする準備が整いました。

アクセスできる情報を選択画面
注意: VirtualRideは、Google Drive上のマイマップ、KML/KMZファイルの読み取り権限のみを要求します。他のファイルにはアクセスしません。
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アプリにルートをインポートする

準備したルートをVirtualRideアプリにインポートします。

インポートするファイルの選択

以下のいずれかの方法でルートをインポートできます:

  • マイマップから選択: Googleマイマップで作成したルートを直接選択(青いアイコン)
  • Google Driveから選択: Google Drive上のKML/KMZファイルを選択(白いアイコン)
インポート画面
ヒント: マイマップで作成したルートは、標高データが含まれていません。KMZ/KMLファイルに一度エクスポートしてからGPS Visualizerなどの外部サービスで標高データを追加し、再度Google Driveにアップロードすると、標高情報付きでインポートできます。
ヒント: 設定オプションで「標高データを追加する」にチェックを入れると、マイマップインポート時に自動で標高データを追加できます。ただし、処理に時間がかかる場合があります。
注意: 無料版では最大5つまでのルートを保存できます。プレミアム版では無制限にルートを保存できます。
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BLEセンサーを接続する

スピードセンサー、ケイデンスセンサー、心拍センサーなどのBLEセンサーを接続します。

センサーの準備

センサーの電池を確認し、センサーがアクティブ状態(回転している、または装着している)になっていることを確認します。

センサーを準備してください

センサー画面を開く

アプリの「センサースキャン」をタップします。

センサー画面
センサーを検索・接続

近くのセンサーが一覧表示されるので、接続したいセンサー(スピード、ケイデンス、心拍など)を選択します。追加し終わったら「閉じる」をタップして戻ります。

センサー追加画面
ヒント: センサーが見つからない場合は、センサーをアクティブにする(ペダルを回す、心拍計を装着するなど)と検出されやすくなります。正しく検索や接続できない場合は、Android OSのBluetoothをOFFにしてから再度ONにしてください。
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バーチャルライドを開始する

すべての準備が整ったら、いよいよバーチャルサイクリングを楽しみましょう!

ルートを選択

ルート選択画面から走りたいルートを選択しタップします。

ルート選択画面
サイクリング画面

サイクリング画面が表示されます。以下の情報がリアルタイムで表示されます:

  • Googleストリートビュー(現在位置の風景)
  • 速度、距離、時間、消費エネルギー
  • 心拍数、ケイデンス、パワー(接続している場合)
  • ルートマップと現在位置
  • 標高プロファイル
サイクリング画面
ペダルを漕ぐ

実際にペダルを漕ぎ始めると、スピードセンサーからの信号に応じて画面上の風景が進みます。ケイデンスや心拍数も表示されます。

サイクリング画面2
ライド終了

ライドを終了するには、画面左下の「停止」ボタンをタップします。無料プランでは広告が表示された後に、ライド履歴が保存されます。

ライド終了画面
注意: 無料版では最大10分までのライドが可能です。プレミアム版では無制限にライドを楽しめます。
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ライド履歴を確認する

これまでのライドの記録を確認し、トレーニングの進捗を追跡できます。

履歴画面を開く

「履歴」をタップすると、過去のライド一覧が表示されます。

ライド履歴画面
詳細を確認

各ライドをタップすると、以下の詳細情報が確認できます:

  • ルート名と距離
  • 走行時間と平均速度
  • 平均・最大心拍数
  • 平均・最大ケイデンス
  • 消費カロリー(推定)
注意: ライド履歴は端末内にローカル保存されます。アプリをアンインストールすると履歴も削除されますのでご注意ください。

さらに楽しむためのヒント

逆走してみる

ルート詳細画面で「逆方向」を選択すると、ルートを逆向きに走行できます。同じ道でも違った景色が楽しめます。

デバイスを固定する

タブレットやスマートフォンをしっかり固定できるスタンドを使用すると、より快適にライドを楽しめます。

音楽を楽しむ

バックグラウンドで音楽アプリを再生しながらライドすることもできます。お気に入りの音楽でモチベーションアップ!

定期的にアプリを更新する

新機能の追加や改善のため、定期的にGoogle Playストアでアプリの更新を確認してください。

困ったときは

問題が発生した場合や、不明な点がある場合は、以下をご確認ください:

  • FAQ(よくある質問)を確認する
  • 最新バージョンにアップデートされているか確認する
  • デバイスを再起動してみる

それでも解決しない場合は、お問い合わせフォーム(こちら)をご利用ください。